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監督・撮影・編集 小宮雄貴
 

本作は、作家、画家、音楽家など多岐にわたる活動を行う坂口恭平さんの生活に密着したドキュメンタリー映画です。双極性障害の当事者でもある坂口さんが鬱で向き合う自身の「さびしさ」と、現代社会の「さびしさ」が主題になっています。

 

監督としてお伝えさせていただきたいのは、本作は坂口恭平という人物のプロモーション映画でもなければ、坂口さんの活動を全肯定するという意図で制作したものでもありません。映画の中では、坂口さんの言動に対する、撮影者の私自身の戸惑いや揺れも写っています。この映画に写る坂口さんは、聖人の如く人命を救う清廉潔白な人物ではありません。程度の差はあっても我々と同じで気分の波があり、言動には矛盾が伴い、お互いに助け合わないと生きのびることのできない一人の人間だと思っています。そして、時に深い鬱に潜り、自らの「さびしい」や「死にたい」という感情と徹底的に向き合うことで獲得した言葉を用いて、坂口恭平なりの真剣さで命と対峙する姿は、今の時代にとっての「生きる」ということを問い直すきっかけになるのではとも思っています。

 

「人間はどのように助け合って生きていけばいいのか」

今こそこの問いと向き合いたいと私自身思っております。

映画を通して一緒に考える機会が生まれたら幸いです。

 

2026年3月9日(月)

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